建設・建築業界のDX事例

建設・建築業界の現状とDXの傾向

都心の再開発事業をはじめとして、建設業界の需要は高まっています。建設業界の人口は減少傾向にあり、新しい人材を確保できなかったり技能継承が難しい状態にあります。また、休暇や賃金などの環境も良い状態とは言えないため、せっかく入ってきた人材も定着しない状況にあります。

「DX（デジタルトランスフォーメーション）」は様々な業界で注目されており、建設業界も含めた様々な企業に取り入れられています。オフィスワーク中心の企業だけでなく、職種・形態にとらわれずに様々な企業で実践されて業務の効率化や利益の向上につなげられています。

建設業界では、業務の効率化や技能の継承・省人化の推進などの分野において、活用が期待されています。

建設・建築業界のDX施策

建設DXで立体の構造物を示す「BIM/CIM(ビム/シム)」で、依頼者と仕上がりイメージを共有したり設計初期段階での設備や構造・設計品質の向上や無駄なコストの削減したりできます。

また、クラウドサービスを利用して本社と現場ですぐにやり取りができるようにすることで、本社と現場の行き来での時間の削減や現場への指示・進捗確認をすぐに行えるという形になっています。

建設・建築業界のデジタルカタログ作成導入事例

自社ですぐに修正・発行ができる

アムハード小西株式会社では、これまでデジタルカタログの作成を外部へ委託しておりました。しかし、委託先の都合によってすぐに公開できなかったり、修正が発生してもすぐに対応できない状態にありました。

Meclibは自社で簡単に修正も作成もでき、操作は簡単なものが多くありました。商品変更やカタログから商品を削除するといったイレギュラーな操作もスムーズに行えます。

今後はお客様の専用カタログや特定のお客さんだけが閲覧できる仕組みなども検討しています。

誰でも作れる

株式会社ミライト・ワンのデジタルサイネージ「PONTANA（ポンタナ）」での導入事例です。

駅やショッピングモールなどで見かける電子的表示機器を「デジタルサイネージ」といいます。

株式会社ミライト・ワンは情報を見て・触れて・持ちかえられるようになっており、お客さんの持っているたくさんのペーパーを並べるというコンセプトから本棚のイメージに沿った形となっています。

地方銀行の「富山銀行」に導入し、ロビー受付横に設置しています。金融商品のような1枚のみのチラシから複数ページからなる本のようなデータもあります。

Meclibでの簡単な操作で、特定の人だけでなく、ほとんどの人がデジタルブックを作れます。サポートも充実しているため、安心して利用できます。

まとめ

建設業でのDXは業務効率化や技術の継承などでの活用が期待されています。DXの取り組みの一つとしてデジタルカタログがあり、商品の紹介やお客さんへの営業で活用できるツールとして使われています。