商社の役割は、さまざまな場面での商取引を仲介し、需要と供給をマッチングさせて手数料をとっていくというもの。しかしインターネットが普及したことで、商社の役割は縮小傾向に。BtoB、BtoCともに商社抜きで成立してしまう時代となりました。
現在では事業投資が商社の役割となりつつありますが、ビジネスの仲介、あるいは投資などさまざまな面でDX化には対応せざるを得ません。業務の効率化、あるいは流通のDX化など、課題は多くあります。
たとえば、BtoCビジネスの分野。ECサイトを使ったメーカーからの直販ビジネスが一般化することによって、商社の存在感は薄れつつあります。さまざまなスタートアップが世界各国で商社の役割を置き換えつつあります。
商社としては、サプライチェーンの空白地帯を見つけてできるだけ早く取り組むこと、あるいは拡大フェーズにあるスタートアップの支援において、その優位性を発揮することが課題となるでしょう。その中で、取引のマッチングに役立つDX分野として例えばデジタルカタログを挙げることができます。
嬉しいことに、デジタルカタログを見られたお客様のうち、35%以上の方がトラスコ オレンジブック.Comへ遷移されているデータが取れています。また、meclibで作成した、トラスコ デジタルオレンジブックのページビューも右肩上がりで増えています。
これから長期的にデータを取っていく中でこの結果の評価が変わってくるかとは思いますが、現時点では非常に高い数値と認識しています。
デジタルパンフレットにして劇的にオンライン商談の質が上がりました。機能紹介のページに関連動画をリンクさせるなど、アプリを切り替えることなくスムーズに製品紹介が出来るようになりました。
また、事前にお客様にURLをお伝えすることで製品内容をある程度ご理解いただいた状態で商談がスタートできるなど、想定していなかったメリットも感じています。コンテンツの更新作業も難しい作業が無い為、これからどんどん新しいコンテンツを拡充させ、活用したいと思います。
デジタルカタログを展開して、そのアクセス状況を解析。利用状況をマーケティングに活かせるようになりました。ヒートマップ解析をすることで、特に興味を持たれている商品が把握できるようになったのもよかったです。カタログにECサイトで送客するボタンを設置することで、購入までの動線がスムーズになりました。
商社にもDX化による業務の効率化などの可能性がある反面、DX化によって商社の存在意義が問われる側面も否定はできません。DX化の中で商社ができること、商社ならではの付加価値を見つけていくことがDX化の波を乗り切り、業績を上げるためのポイントとなるでしょう。
初期費用を抑えられるクラウド型で、無料トライアルで使用感を確かめられるツールから、ストレージ容量に応じておすすめのツールを紹介します。
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※容量当たりのページ数は、1GB当たり200Pという計算で算出しています。
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